2021年12月01日
Q:司法書士の先生にお伺いしたいのですが、相続手続きは自分で進めても問題ありませんか。(海陽町)
海陽町の実家に住む父が先日、病気で亡くなりました。母とは7年前に他界しているため、私と兄の2人が相続人となります。兄とはすごく仲が良く、先日海陽町での葬儀で会った時、相続の話し合いも殆ど済んでおります。その際に、財産が海陽町にあるアパートくらいしかないということもあり、相続手続きを自分達で完了させようという話になりました。ですが相続手続きは自力で進めていいのでしょうか。(海陽町)
A:相続手続きをご自身で進めることは可能です。
基本的に、相続手続きをご相談者様自身で進めることはできます。
しかし、相続手続きは既に期日が決められているものもありますので、ご自身でよく確認して進めていきましょう。
さらに、相続人に関しては、お父様の相続人が誰になるのかを調査しなければなりません。相続人はご相談者様とお兄様のお2人とおっしゃっておりましたが、本当にお2人のみが法定相続人(法的に相続が認められる人)であるか、第三者に証明する必要があります。
仮に、ご相談者様以外の法定相続人にあたる存在を知らないまま、遺産分割協議を行ったとしても無効とされてしまいます。そのようなトラブルを避けるために、被相続人であるお父様の戸籍を揃え、相続人の確定をしましょう。
相続手続きでは、相続人の現在の戸籍或いは被相続人であるお父様が生まれてからお亡くなりになるまでの全ての戸籍が必要となります。
戸籍謄本は、海陽町にあるご実家の名義変更や財産調査の際にも必要となりますので、必ず戸籍収集をおこなってください。また、生まれてから亡くなるまでの間、ほとんどの方は複数回にわたり転籍をしています。全ての戸籍謄本を集めるには、今まで在籍していた各自治体へお問い合わせする必要があります。日中お忙しい方やお仕事をされている方などは時間の都合上厳しいかもしれません。方法として郵送などで戸籍を取り寄せることも可能ではあります。しかし、このような相続人調査は、請求できる権限を証明するために別途書類を用意する必要があったり、届くまでにも日数がかかったりと手間がかかりますので、相続開始時から早急に行うことをおすすめします。
もしご相談者様自身で相続手続きを進めていく中で、お困り事や不安なことがありましたら、専門家に依頼することを推奨いたします。
徳島相続遺言相談センターでは、海陽町を中心に相続の手続きはもちろん遺産相続全般や遺言書について、専門家による知識を用いてどのようなご相談でも対応できるようにしております。また、海陽町の皆様の相続についてのお悩みをサポートしております。無料相談を行っておりますので、海陽町近郊にお住まいの皆様、お気軽にご利用ください。ご連絡をスタッフ一同お待ちしております。
2021年09月02日
Q:司法書士の先生に質問があります。不動産を相続することになったのですが、名義変更の仕方がわかりません。教えていただけないでしょうか。(海陽町)
司法書士の先生にお力を貸していただきたく思い、相談させていただきました。
私は実家のある海陽町からほど近い場所に夫と二人で暮らしている60代の主婦です。
先月のことですが海陽町の実家で一人暮らしを満喫していた父が亡くなり、相続が発生しました。
相続人となる私と弟の二人で話し合った結果、父が所有していた海陽町にある複数の不動産は長女の私がまとめて相続することになりました。
不動産を相続した場合、父の名義から自分の名義へと変更する手続きが必要なことは知っていますが、なにぶん初めての相続ですので、その手続きの仕方がわからない状態です。
不動産の名義変更をするにあたっての流れについて教えていただけると助かります。(海陽町)
A:遺言書のない相続の場合、まずは相続人全員で遺産分割協議を行う必要があります。
相続においてもっとも優先されるのは遺言書の内容であり、遺言書がある場合はその内容に沿って相続手続きを進めます。
しかしながら遺言書がない場合にはお父様の財産について、相続人全員で遺産分割協議を行う必要があります。
この協議で合意に至った内容を書面にしたものを「遺産分割協議書」といい、不動産の名義変更(所有権移転の登記)や登記を行う際に提出を求められるので、作成しておくことをおすすめいたします。
早い段階で不動産の名義変更を行っておけば、売却する際もすぐに手続きを進められるようになります。
〔不動産の名義変更の主な流れ〕
1:相続人全員で遺産分割協議を行い、合意に至った内容をとりまとめて遺産分割協議書を作成します。※書面には相続人全員の署名と押印(実印)が必要
2:名義変更の申請に必要な添付書類を用意する。
- 被相続人の出生から亡くなるまでの連続した戸籍謄本等
- 法定相続人全員の現在の戸籍謄本
- 住民票(被相続人の除票および相続する方のもの)
- 名義変更を行う不動産の固定資産評価証明書
- 相続関係説明図 等
3:登記申請書を作成し、添付書類とともに不動産の所在地を管轄する法務局へ提出する。
不動産の名義変更はご自身で行うこともできますが、添付書類の収集や申請書の作成にはかなりの時間と労力が必要です。
ご相談者様のように初めて相続を経験される方にとっては、想像以上に大変な手続きになるかもしれません。
ご自身で不動産の名義変更を行うことに少しでも不安のある海陽町の皆様におかれましては、ぜひ徳島相続遺言相談センターまでお気軽にご相談ください。
徳島相続遺言相談センターでは海陽町はもちろんのこと、海陽町近郊の皆様の遺産相続・遺言書に関するお悩みやお困り事を全力でサポートいたします。初回相談は無料です。
スタッフ一同、海陽町ならびに海陽町近郊の皆様からのお問い合わせを心よりお待ちしております。
2021年06月05日
Q:司法書士の先生にご相談です。相続手続きの際に必要な戸籍について教えて頂きたいです。(徳島)
徳島に住んでいる50代主婦です。徳島市内の病院で母が亡くなり、現在相続手続きを進めています。父は私が幼いころに既に亡くなっており、おそらく相続人は私と妹の二人です。
先日、妹と銀行預金の相続手続きをするために徳島の銀行へ足を運んだ際、予め準備しておいた母が亡くなったことがわかる戸籍と自分の戸籍を提出しました。しかし銀行側からそれだけでは手続きができないと言われてしまいました。そこで司法書士の先生にご相談です。他にどのような戸籍が必要だったのか教えて頂きたいです。(徳島)
A:相続手続きにはお母様の出生から亡くなるまでの全ての戸籍が必要となります。
この度は徳島相続遺言相談センターへご相談ありがとうございます。
戸籍には様々な種類があり混迷される方もいらっしゃると思います。下記にて相続手続きに関して必要な書類を挙げましたのでご参照ください。
〇 被相続人の出生から死亡までの戸籍謄本・除籍謄本・改製原戸籍謄本
〇 相続人全員の現在の戸籍謄本
被相続人の出生から死亡までの戸籍には、お母様がいつ誰と誰の間に生まれたのか、兄弟は何人いるのか、誰と結婚し、子どもは何人いるのか、いつ亡くなったのか等全てが記載されています。この戸籍によってお母様が亡くなった時点で配偶者の有無やご相談者様以外に子供がいないのかを確認することが可能となります。万が一お母様に隠し子や養子が存在していた場合、ご相談者様以外にも相続が発生するということになりますので、早い段階で戸籍を取り寄せましょう。
戸籍を取る際には役所へ請求する必要があります。通常の場合、亡くなった方の最後の本籍地を管轄する役所へ出生から死亡まで戸籍を請求することで、その役所にある戸籍をもらうことができます。その際、お母様の出身地の役所へ請求することになります。万が一、遠方にあり直接足を運ぶことが難しい方は、郵便での請求とお取り寄せすることが可能ですので、各役所のホームページなどでご確認下さい。
しかし、多くの方は人生の中で複数回転籍をしているため、一つの役所ですべてが揃うということはとても稀です。その場合、従前の戸籍を取り寄せるため、戸籍の内容を読み取り、別の役所への請求が必要です。
戸籍謄本を揃えるなど、相続手続きには多くの時間と手間がかかります。特に平日お仕事をされている方は役所や銀行へお問い合わせを行うことはとても難しいと思います。
なかなか手続きが進まず困窮しているという方は是非、徳島相続遺言相談センターの初回無料相談へお申し込みください。
徳島周辺にお住まいの方、徳島周辺にお勤めの方は相続が開始されたらまずはお気額にご相談ください。徳島の皆様からのお問い合わせ心よりお待ちしております。
12 / 18«...1011121314...»
初回のご相談は、こちらからご予約ください

平日:9時00分~18時00分 土曜日:9時00分~17時00分

徳島相続遺言相談センターでは、初回相談を受け付けております。また、出張面談も受け付けておりますので、まずはお電話にてお問い合わせください。