会社設立・会計業務・各種許認可に関するご相談事例をご紹介いたします。

徳島市

徳島の方より相続に関するご相談

2023年12月04日

Q:司法書士の先生、相続手続きの際に「戸籍が足りない」と言われたのですがどういうことでしょうか。(徳島)

私は徳島に住む60代女性です。夫が亡くなりましたので相続手続きを進めたいのですが、困っています。先日、相続手続きしようと徳島の銀行に行ったところ、戸籍が足りないので手続きできないと言われてしまいました。夫が亡くなったと書かれた戸籍を持って行ったのですが、それでは足りないらしく、戸籍の取り方をいろいろと説明してもらったのですがよく分かりませんでした。
子ども達も徳島から離れて暮らしていますので、相続について気軽に相談できる人が近くにおらず、きちんと相続手続きを終えれるのか不安です。(徳島)

A:相続手続きには亡くなった方の「出生から死亡までのすべての戸籍」を集める必要があります。

戸籍にはいくつか種類がありますし、頻繁に取り寄せる者でもないので混乱されることもあるかと存じます。相続手続きを進める際に必要となるのは、基本的に以下の戸籍です。

  • 被相続人(亡くなられた方)の出生から死亡までの戸籍謄本、除籍謄本、改製原戸籍謄本
  • 相続人全員の戸籍謄本(現在のもの)

特に被相続人の出生から死亡までのすべての戸籍は、法定相続人を確認するために必要となります。戸籍には、被相続人の両親が誰であるか、兄弟は何人いるのか、誰と結婚して、子供は何人いるのか、いつ亡くなったのかといった情報がすべて記されています。戸籍の内容をもとに法定相続人を確定させますので、情報を漏れなく確認するためには、出生から死亡までのすべての戸籍が必要となるのです。

まずは被相続人の最後の本籍地を管轄する役所にて戸籍を請求します。そうすれば、その役所にある戸籍は出してもらえます。しかしながら、多くの方が婚姻などの理由で何度か転籍しているので、一度の請求で必要な戸籍の入手が完了することはほとんどありません。戸籍の内容を読み取り、過去の本籍地を管轄する役所を調べ、そこへ戸籍を請求する必要があります。この作業を、転籍している回数分だけ行い、出生から死亡までの戸籍を揃えることになります。場合によっては遠方の役所へ請求しなければならないこともありますが、直接役所へ出向くのが困難な場合は郵送で請求することもできますので、各役所に問い合わせるかホームページなどをご確認ください。

このように、被相続人の戸籍をすべて揃えるだけでも時間と手間のかかる大変な作業です。ご自身で手続きを進めるのに不安がある方は、相続の専門家に手続きを依頼することもご検討ください。

徳島相続遺言相談センターは相続を専門とする事務所であり、地域密着型の手厚いサポートをモットーとしておりますので、徳島の皆様の相続手続きなら徳島相続遺言相談センターにお任せください。手間のかかる相続手続きを一貫してサポートさせていただきます。徳島で相続手続きを行う皆様のために初回無料相談の場をご用意しておりますので、まずはお気軽にお問い合わせください。

徳島の方より遺産相続のご相談

2023年10月03日

Q:司法書士の先生、遺産相続の手続き中に銀行通帳が見つからない場合どうしたらいいでしょうか。(徳島)

父の遺産相続でご相談があります。私は徳島在住の40代の主婦です。先日、徳島の実家に住む70代の父が亡くなったため徳島市内の斎場で葬式を行い、様々な手続きが終わったと一息ついていたところ、遺産相続の手続きをやらなければならないことに気づいて焦っています。相続人は母と私と妹の三人かと思われますが、きちんと調べたわけではありません。今は三人で父の遺産について遺品整理をしながら調べていますが、父の退職金が入っている通帳とカードが見つかりません。母の話では、父は退職金には手を付けていないというのですが、手続きをしようにも通帳がなければ財産がどのくらいあるのか分かりません。この場合、遺産相続手続きは行えるのでしょうか。(徳島)

A:戸籍謄本を用意して銀行から残高証明書を取り寄せましょう。

まずお父様が遺言書や終活ノートを遺されていないか探してみましょう。また、お父様が貴重品をまとめて保管している可能性もありますので、寝室や書斎などをくまなく探してみてください。それでも見つからない場合、相続人は銀行に対して故人の口座の有無、また口座の残高証明や取引履歴などの情報開示を求めることができるため、銀行を特定する作業に移ります。

銀行を特定するには、銀行からの郵便物や粗品、カレンダーやタオルなどがないか探し、その銀行に問い合わせてみます。これらのものが全く見つからない場合は、自宅や会社近くの銀行に出向いて直接問い合わせるのも手です。ただし、銀行に問い合わせる際は相続人であることを証明する必要があります。そのためには戸籍謄本を準備しなければなりませんので、早めに揃えておきましょう。また、収集した戸籍謄本から相続人の確定も行うようにしてください。

遺産相続では面倒な手続きが多く、相続人にとっては負担となる作業が続きます。また、簡単だと思われた手続きが思うように進まず、当初予定していたお時間より多くかかることもあります。
ご自身で遺産相続のお手続きを行なうことが難しい、または不安があるという徳島エリアの皆様は、相続の専門家が在籍する徳島相続遺言相談センターにご相談ください。徳島相続遺言センターの相続の専門家が、戸籍の収集から財産調査等、相続手続き全般についてしっかりとサポートさせていただきます。

徳島相続遺言相談センターは、遺産相続手続きの専門家として、徳島エリアの皆様をはじめ、徳島周辺の皆様から多くのご相談、ご依頼をいただいております。
徳島相続遺言相談センター
では、ご依頼いただいた皆様の遺産相続手続きについて、徳島の地域事情に詳しい行政書士、ならびに司法書士が親身になってサポートさせていただきます。まずは徳島相続遺言相談センターの初回無料相談をご利用のうえ、お気軽にご相談ください。徳島相続遺言相談センターのスタッフ一同、徳島の皆様、ならびに徳島で遺産相続手続きができる事務所をお探しの皆様からのご連絡を心よりお待ち申し上げます。

徳島の方より遺言書に関するご相談

2023年09月04日

Q:司法書士の先生にうかがいます。入院中の父が遺言書を作成することはできますか?(徳島)

現在70代の父は徳島市内の病院に入院しています。父の担当医からは様々な状況を想定しておくようにと言われているのである程度は覚悟しています。父も長くないと悟ったのか、先日、遺言書を残したいと言ってきました。父は自営業で、ある程度の資産があると思います。相続人となる私を含めた3人の子どもが相続の際に揉めては困ると言っていました。ただし、父は退院はおろか、一時外出も許されない状況ですので、遺言書作成のために外出することは不可能かと思います。入院中の父が遺言書を書くことはできるのでしょうか?(徳島)

A:お父様のご容体によって、作成できる遺言書の種類が変わります。

遺言書を作成すること自体は可能ですが、お父様のご病状によって、作成する遺言書が異なります。お父様がご自身で遺言の内容と遺言書の作成日、署名等を自書し押印できるご状況でしたら、自筆証書遺言という種類の遺言書がおすすめです。自筆証書遺言は作成者のお好きなタイミングで作成することが可能で、費用も掛かりません。なお、自筆証書遺言に添付する財産目録は、ご家族の方がパソコン等で表などを作成することが可能です。併せてお父様の預金通帳のコピーを添付してください。
一方、お父様のご容態が芳しくなく、ご自身では遺言書の全文を自書することができないというご状況でしたら公正証書遺言をお勧めします。公正証書遺言は、公証人が病床に出向いて作成のお手伝いをします。

以下において公正証書遺言のメリットデメリットをご紹介します。

【公正証書遺言メリット】
①作成した原本は公証役場に保管されるため、遺言書が紛失したり改ざんされる心配がない
②法務局で保管していない自筆証書遺言は家庭裁判所による遺言書の検認手続きが必要だが、公正証書遺言は検認が不要

  1. 【公正証書遺言のデメリット】
    ①公正証書遺言の作成には二人以上の証人と公証人が立ち会う必要がある
    ②お父様の病床に来てもらうための日程調整に時間がかかる可能性がある
    ③お父様がもしもの場合、遺言書自体作成ができなくなる

  2. 以上のことを考慮し、作成を急ぐ場合には早急に専門家に相談し、証人の依頼をすることをお勧めします。

徳島相続遺言相談センターは、相続手続きの専門家として、徳島エリアの皆様をはじめ、徳島周辺の皆様から多くのご相談、ご依頼をいただいております。
徳島相続遺言相談センター
では、ご依頼いただいた皆様の相続手続きについて、徳島の地域事情に詳しい司法書士が親身になってサポートさせていただきます。まずは徳島相続遺言相談センターの初回無料相談をご利用のうえ、お気軽にご相談ください。徳島相続遺言相談センターのスタッフ一同、徳島の皆様、ならびに徳島で相続手続きができる事務所をお探しの皆様からのご連絡を心よりお待ち申し上げます。

初回のご相談は、こちらからご予約ください

tel:0120110991

平日:9時00分~18時00分 土曜日:9時00分~17時00分

  • お問合せ

徳島相続遺言相談センターでは、初回相談を受け付けております。また、出張面談も受け付けておりますので、まずはお電話にてお問い合わせください。

「生前対策まるわかりBOOK」に徳島の専門家として紹介されました

生前対策まるわかりブック

当センターを運営しております司法書士法人小笠原合同事務所が「生前対策まるわかりBOOK」に徳島の専門家として紹介されました。

相談事例Q&A

ご相談事例を
Q&A形式でご紹介
いたします