遺産分割協議書の雛形
遺産分割協議書には特定の書式はありませんので自由に作成をすることができます。しかしながら内容として記載しなければならない必須事項がありますので注意しましょう。
ここでは、一般的な遺産分割協議書の雛形をご紹介いたします。
遺産分割協議書のサンプル
上記のとおり、被相続人や相続人の「人」についても、「相続財産」についても、しっかり特定できる方法で記載することが必要となります。遺産分割協議書に記載のない相続財産は協議していない事になりますので、記載漏れがないように気をつけましょう。また、把握していない財産が発覚したした場合に備え、サンプル第4条ように記載しておくことも一つの方法です。
遺産分割協議書の修正方法
相続人の情報に誤りがあった場合
遺産を受け継ぐ相続人の住所や名前といった相続人自身の個人情報に誤りがあった場合には、その訂正箇所に二重線を引き、さらに訂正箇所に該当する相続人のみの実印を押印します。
例えば、相続人Xさんの住所の漢字が間違っていた場合には、その箇所に二重線をひいた上でXさんの実印を押印して修正をしていきます。
被相続人や相続財産の情報に誤りがあった場合
被相続人の住所や氏名、預貯金や不動産といった相続財産の情報に誤りがあった場合は、訂正箇所に二重線を引きます。ここまでは上記と同様ですが、訂正箇所への押印は相続人全員の実印を押印する必要があります。原則は訂正印の方法となりますが、相続人が大勢いるため訂正箇所への押印が難しい場合には、余白部分に相続人全員の捨印を押印することにより修正を行うケースもあります。
徳島相続遺言相談センターでは遺産分割協議書作成に関するサポートもしております。遺産分割協議書の作成についてのご相談がございましたらぜひお気軽にお問い合せ下さい。
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